第3話 原作前の日常

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――――――――――――――― 咲夜「ふぅ―――仕事か」 咲夜はそう呟くと、素早くその集団へと近付いていく。 女子1「や、やめて!」 女子2「お、おんにゃのこには優しくしろー!」 不良1「いいから、いいから、俺たちと来れば楽しいことできるぜ?」 不良2「安心しなよ。お兄さんたちが優しーくしてヤるよ」 女子3「きゃぁ!?」 女子4「て、手を放し――」 …たくっ……やはり、こんなに発展している学園都市には、それだけ外からこんな連中を呼び寄せるということか…。 ……女に優しくしない奴は―――ぶっ殺す。 ヒュン!!ドガッ!! 不良1「ぐへぇっ!?」 バタン… 鋭い風切り音と共に放たれた蹴りが不良の一人を捉え、一瞬にしてその意識を刈り取る。 いきなりの出来事に、女子中学生たちと不良たちの動きが硬直する。 その隙を逃さず、咲夜はさらにもう一人の不良へと拳を放つ。 ―――――――――――――――
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