第3話 原作前の日常

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――――――――――――――― 女子中学生に見られないように縄を創造し、不良たちを縛り上げる。 携帯を取り出し、学園長に連絡し、不良たちの回収を頼む。 学園長[了解じゃ、すぐに魔法先生を送ろう。…その不良たちは放置しておいて構わんから、回収は此方に任せなさい] 咲夜「あぁ、頼んだ」 俺はそう言って携帯を切り、女子中学生たちに目を向ける。 一応、広域指導員である証を見せないと、後々、問題になる可能性もあるしな…。 咲夜「…君たち、大丈夫か?」 俺がそう問いかけると、女子中学生たちが慌てて俺の問いかけに答える。 女子1「う、うん……大丈夫!助けてくれて、ありがとう!!」 女子3「…あ、ありがとうございました」 女子4「ありがとう。助かったよ」 そう次々にお礼を言われ、女子中学生たちを改めて見る。 ……よく見ると、彼女たちは2ーAの運動部四人組だった。 女子2「にゃー怖かったよ~」 咲夜「おっと…っ!?」 ―――――――――――――――
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