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だが、生き残った鬼たちは素早く俺たちに肉薄し、棍棒を振り回して攻撃してくる。
鬼3「あまりなめてもらっちゃあ困るで!!」
鬼4「西洋魔術師っちゅうんは、詠唱させなければどないにでもなる!!」
一気に攻勢に出た鬼たちに、ガンドルフィーニは右手の拳銃と左手のナイフ(逆手持ち)で善戦し、高音は苦戦を強いられながらも、影を使って迎撃していき、愛衣は詠唱破棄の魔法の射手【サギタ・マギカ】で鬼を近付けまいと迎撃していくが、徐々に距離を詰められていく。
援軍が必要であるならば、愛衣だろう。早く、手助けをした方がいいかもしれない。
咲夜「…というわけだ。さっさと祓われな」
俺はそう言って、自身の目の前にいる他とは別格そうな大鬼に視線を向ける。
大鬼「…小僧、このワシを祓おうっちゅうのか?」
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