第4話 魔法関係者集結!?

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――――――――――――――― 咲夜「―――無駄だ。闇に抱かれろ」 咲夜は足掻く大鬼を見つめながら、そう口を開く。 その言葉を証明するかのように溢れ出す闇が一気に増え、大鬼を呑み込んでいく。 大鬼「ぬぅ…っ!?このワシがこない簡単に負けるとは……小僧、覚えていろォ……」 大鬼は最後にそう言い残し、闇によって完全に呑み込まれる。 咲夜「消え失せろ」 大鬼「グオォォォォォォォォーッ!!?」 ドガアァァァァァーン!!! 大鬼の断末魔と共に、収縮した闇が爆発する。 その爆発は地面に大きなクーレターを築き、闇と共に消滅する。 大鬼は跡形もなく送り返された。 咲夜「……さて、他の奴等もさっさと片付けるか。早く帰って寝たい」 俺は詠唱破棄の魔法の射手【サギタ・マギカ】で必死に戦っている愛衣に視線を向ける。 なんとか鬼たちを退けているようだが、すぐ近くまで距離を詰められてきている。 このままでは押しきられてしまうだろう。 咲夜「…まずは愛衣を助けるか」 俺はそう呟くと、魔導書を空間に仕舞って夜桜を取り出し、少し距離の離れた場所にいる愛衣をもとに向かうのだった。 ―――――――――――――――
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