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咲夜「…大丈夫か?」
アスナ「…あ……貴方は……」
俺はアスナにそう言うと、ぷんぷんと言って怒っている子供に目を向ける。
見た目は10歳前後の子供で、まだまだ未熟な魔法使いだが、その身には中々に膨大な魔力を宿している。
先程の魔力暴走も、この膨大な魔力のせいだろう。
こいつには、まず自身の魔力を制御できるようになってもらいたいものだ。
こいつが魔力暴走をする度に脱がされる者たちが可哀想だ。
黒髪「ん?…アスナ、この人と知り合いなん?」
アスナ「あ…うん。新聞配達の時にちょっとね…」
黒髪美少女とアスナがそう話している間に、俺は高畑へと話しかける。
咲夜「高畑教諭、俺は何故、こんな朝早くに呼び出されないといけないんだ?」
高畑「ははは……確かに、普通は放課後にでも呼び出せばよかったんだけど……他にも君に用があるみたいでね…」
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