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学園長「…ネギくん、この修業はおそらく大変じゃぞ。ダメだったら故郷【くに】に帰らねばならん。二度とチャンスはないが、覚悟はあるのじゃな?」
ネギ「は、はいっ、やります。やらせてくださいっ!!」
元気良く返事を返すネギの様子に、アスナは未だに納得のいかない表情でいる。
学園長「……うむ、わかった!では今日から早速やってもらおうかの。指導教員のしずな先生を紹介しよう」
学園長はそう言うと、部屋の外に一声かける。学園長の声に反応し、一人の女性教員が部屋に入ってくる。
学園長「――わからないことがあったら、彼女に聞くといい」
しずな「よろしくね」
ネギ「あ、はい、よろしくお願いします」
学園長「…そうそうもう一つ。このか、アスナちゃん、しばらくはネギくんを君達の部屋に泊めてもらえんかの?まだ住むとこが決まっとらんのじゃよ」
その一言に、ネギとアスナの表情が変わる。
アスナ「げ」
ネギ「え゛…」
アスナ「もうっそんな、何から何まで学園長――っ!?」
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