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【咲夜side】
ネギ「ふ――やっと一段落です。ありがとうございました、咲夜さん」
咲夜「気にするな、俺はお前の補佐役だ。最低限のサポートはしてやるよ」
ネギ「はい!僕も咲夜さんに迷惑がかからないようにがんばります!!」
そんな感じに話しながら歩いていると、大量の本をふらふらと危ない足取りで抱えながら階段を降りている宮崎【みやざき】のどかが視界に入る。
咲夜「…危ないな」
ネギ「はい、転んじゃったりしなければいいんですけど……」
そんなことをネギが言った瞬間、のどかが階段を踏み外し、地面へと落下する。
ネギ・咲夜「「!?」」
俺は即座に地面を蹴り、一気にのどかへと近付く。しかし、気付くのが少し遅かった。
咲夜「(…このままでは間に合わない。原作通り、ネギが魔法を使うことに期待しよう)」
その俺の願いが叶ったのか、のどかの落下速度が明らかに減速していく。
これならば間に合う。
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