第6話 夜空に誓った思い出

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――――――――――――――― 俺も同じく杯を傾けて酒を飲み干すと、高畑がそう言えば…と話を切り出す。 高畑「僕のことはタカミチでいいよ。僕も君のことは呼び捨てで呼んでいるわけだし」 咲夜「ん…それもそうだな。なら、これからはタカミチと呼ばせてもらうよ」 そんな感じで酒を飲んでいると、胸に抱きついていた夕陽ちゃんが静かになっているのに気付き、視線を向ける。 夕陽「すぅ―――パパ、お兄ちゃん…大好き……」 咲夜「………」 静かに寝息を立てる夕陽ちゃんを見て、俺は思わず妹のことを思い出す。 ―――元気にやっていてくれているだろうか? しばらくタカミチと静かに飲み続けるが、妹のことを思い出したことで、あまり気分が乗らない。 ……そんな俺の様子を知ってか、タカミチは早々に飲み会を切り上げてくれる。 俺はそんなタカミチに感謝しながら眠る夕陽ちゃんを預け、俺は軽い息抜きに散歩を始める。 人気のない道を進み、いつの間にか俺は、世界樹の前までやって来ていた。 咲夜「………」 ―――――――――――――――
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