第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― 彼女は2ーA所属の魔法関係者、桜咲刹那【さくらざき せつな】。 学園長の孫娘・近衛木乃香の護衛にして、京都神鳴流の剣士だ。 原作を知っている者なら、これだけでも大体の事情は察っせるだろう。 俺は単刀直入に学園長に尋ねる。 咲夜「…図書館島にいる間のこのかの護衛か?」 学園長「ほほぅ……よく分かったの」 刹那「!?…私が護衛だと気付いていたのですか?」 俺の問いは当たっていたようで、それから話しは着々と進んでいく。 仕事の内容は、図書館島の管理人としてネギたちが問題を起こさないように監視し、刹那の代わりにこのかの護衛をする。 ……という感じに纏まった。 刹那「…このかお嬢様はご友人のアスナさんとよく行動を共にしていますので、おそらく今回の件にも同行するはずです。流石に図書館島の内部に入られると、お嬢様に気付かれずに護衛することは難しいので、その時はお願いします」 咲夜「ああ、任せてくれ」 ―――――――――――――――
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