第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― ネギ「えーと、皆さん、聞いてください!今日のHRは、大・勉強会にしたいと思います。次の期末テストは、もうすぐそこに迫ってきています」 咲夜「…今回のテストでウチのクラスが最下位を脱出できない場合は、少しまずいことになる。皆、しっかり勉強してくれ」 俺たちが生徒たちにそう告げると、2ーAの面々はがやがやと騒ぎ出す。 亜子「まずいことってなんやろ?」 アキラ「…さあ、先生たちの給料が減らされるとか?」 あやか「ネギ先生、咲夜先生、素晴らしいご提案ですわ」 生徒1「は――い♥提案、提案」 そんな中、一人の生徒が元気よく手を上げる。彼女の名前は椎名桜子【しいな さくらこ】。 2ーA、一の幸運の持ち主だ。 ネギ「はい!桜子さん」 桜子「では!!お題は『英単語野球拳』がいーと思いま――すっ!!」 生徒たち「「「おお~っ!」」」 あやか「ちょっ!?皆さん!?」 パチパチパチパチ…… 桜子の発言にクラスのほとんどが一斉に騒ぎ出す。 ―――――――――――――――
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