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―――夜。
図書館島内に10人の生徒たち+先生が侵入したのを感知した俺は、図書館島中心部の図書館探検部しか知らないという入口(管理人だから俺は知っている)へとやって来ていた。
入口までやって来ると、9人の生徒+先生の集団と、少し離れたところに身を隠している1人の剣士の姿を発見する。
俺はとりあえず、1人で集団の後をついて行っている剣士のもとに近付き、集団に気付かれないように声をかける。
咲夜「――刹那」
刹那「!?…ぁ、咲夜先生でしたか。ご苦労様です」
刹那は俺に一瞬、驚くも、すぐに平静を取り戻し、表情を引き締める。
咲夜「ああ。…このかはやはり一緒か?」
刹那「はい。ここから先は図書館島の内部になってしまうので、後をお願いします」
咲夜「任せろ。このかには傷一つ付けさせん。このかは俺の生徒でもあるしな」
刹那「ありがとうございます。…では」
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