第7話 魔導書と図書館島 前編

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――――――――――――――― 俺は去っていく刹那をある程度見送り、前にいる集団―――ネギたちの後をついていく。 因みに、その集団のメンバーは、 バカレンジャー(5人)+図書館探検部(3人)+ネギ。 図書館探検部の3人というのは、このか、ハルナ、のどかのことだ。 ギギイィィ… 図書館探検部しか知らないという入口の扉が開き、ネギたちが入っていく。 俺は完全に気配を消し去りながら、ネギたちの後に続いて図書館島の内部へと入る。 夕映「この図書館島は明治の中頃、学園創立とともに建設された―――世界でも最大規模の巨大図書館です」 図書館探検部の夕映が図書館島についての説明をしながら、ネギたちを先導して図書館島の内部を進んでいく。 夕映「ここには二度の大戦中、戦火を避けるべく世界各地から様々な貴重書が集められました。蔵書の増加に伴い、地下に向かって増改築が繰り返され――現在ではその全貌を知る者はいないと言われています」 …俺は大体、把握しているがな。 ―――――――――――――――
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