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「だから、アキトって誰なんだ?
ショーだろ?」
「違うよ
俺はアキトでショーは偽名」
「なんだと!
じゃあ私は騙されていたのか!」
「「そういうこと」」
2人の息がぴったりと揃う
「どうしてそんな酷いことをするんだ…
騙すなんて…」
「ああ始まった」
フィガロのその様子を見て、呆れる受付のお姉さん
「何がです?」
その言葉をいまいち分からず伺うアキト
フィガロは相変わらず落ち込んだままである
「ギルド長はああやって落ち込むと面倒になるんですよね…」
「あー‥いい大人なのに」
「本当ですよ
まあ、あれは置いておいてアキトさんの特訓を始めてしまいましょうか」
「よろしくお願いします
誰が教えてくれるんですか?」
「勿論私ですよ」
「え?
でももし僕の魔法が暴走した時に抑えられる気が…」
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