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「仕方のないことですよ
どのくらい深刻な状況なのかなんてあまり外には流れてませんからね
ただ少し喧嘩腰にそれぞれがなっている…
そのくらいだと皆さん思っておられるので」
「どうして?」
「上の機関が情報を止めているんです
国民に知られた場合混乱して余計に悪化するかもしれないから
…だそうですよ
それよりもその事が知られ、さらに其を隠していたという事実がわかった時のほうが困ると思うんですが
そこはあまり考えていないようで」
「確かに…」
「無駄話が少し過ぎましたね
じゃあ向かいましょうか」
ギルドの外に出ると裏に回り込んで
ギルド裏にある森の中へと入る
奥へと進んでいくと拓けた場所に出た
そこの真ん中まで歩くとお姉さんがこちらを振り返る
「ここで始めましょうか
さて‥まずは身体能力がどれくらいあるのか確認しますね」
「わかりました
でもどうやって?」
「それはこうやるんですよっ」
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