オーブンブブブン♪

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話も終わらないうちに近くの枝を持って此方へと向かってきたかと思えば 近づくと同時に俺の喉に枝を突き刺そうとしてくる 間一髪のところで避け なんとか喉からは反れたものの頬に枝がかすめて頬には一本の線が描かれ血が滲んだ 血が出ているにも構わらず攻撃するのを止めようとしない その動きは素早く、急所を狙おうとしているのは確実だ 完全に躱すことは出来ずギリギリ急所をやられないように避ける 「ちょ!ちょっと待って!」 枝が下がり攻撃がすんでの所でやっと止まる 体には無数の傷が出来ていて至る所から血が流れている もう何処が痛いとかではなく全体がズキズキと痛んでいる
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