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それでも始めのほうはまだ良かった
ただ文句をぶつぶつと言っているだけだった
それが段々と必死に避けている俺に同意を求めるようになったのだ
勿論、同意を求めている時もそれに答える時も一度も手を止めてくれたりする事はなく
避けながら「そうですね」とか「それは酷い!」なんて言わなければならないのだ
そして適当に「あー」とか「そう」などと言えば更に勢いをつけて枝を突き刺して来る
特に最後は酷かった‥。
俺に枝を突き刺してくる時必ず「ギルド長め!潰す!この野郎!!」なんて言ってくる次第だ。
しかもその恨みが大きい程に枝が此方へと向かってくる早さは早くなり
今まででも致命傷を避けるので精一杯だったのに、更に辛くなっていったのだ……
不幸だぁぁぁぁぁ!!!
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