オーブンブブブン♪

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おっさんはジクスさんに会っていたのか… そういえば、テストの日客人が来るとかで昼食を一緒に食べないで早く食べていたな あの客人はおっさんの事だったのか 「そしてあの状況になったんだ その魔力がだだ漏れしていた人間は… わかるな?」 「俺…なんだろ」 「ああショ…アキトお前は無意識の内に魔力を放出し続けていたんだよ」 「でも待ってくれ! 他の村とかにいた時魔物に一度も遭遇しなかった! なんであの村にいた時だけそんなにだだ漏れしてたんだよ?」 「…違う 他の村でも出ていた 毎晩私が調整していたんだ もししなければ今と変わらずに魔物と遭遇しないでいられる可能性なんて無かったな」 「…そうだったんだ 俺が村の人危険にさせて… 俺は邪魔者で…化け物…だったんだな「それは違う」違くないだろ… ジクスさんを危険な目に遭わせて助けられないで おっさんには毎晩世話かけてっ 全部 全部っ!俺のせいじゃん! 馬鹿みてぇ」 話出すと村の事や、あの日の事など色々と思い出されて声を荒げていた 狐の面を握る手にも力が入っていて 面が変に少し曲がる
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