オーブンブブブン♪

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でもおっさんは俺の為に睡眠時間削って助けて 仕事で疲れてたのにそれなのに助けてくれてたんだ そんな苦労を何も知らないで過ごしてた 「まあ…あれだ…その…気にするな 今からやれば問題ないだろ」 暗く変に間が出来ておっさんがそわそわし始めた頃、扉がノックされ おっさんの返事を待たずに扉は開かれお姉さんが入ってきた 「ギルド長、明日の事でお話しが… あ、お取り込み中でしたか じゃあ私は出直しまs「いや!その…な?」…はぁ…わかりました」 重苦しくなったこの場を終わらせる為に必死にお姉さんに目で訴えかけるおっさん 渋々了承したお姉さんは落ち込んでいる俺のもとへと来て部屋から連れ出した そのまま何をどちらとも言うわけではないが二人でギルド一階の隅の椅子へと腰かける 先程と変わらず特に話さず一人悶々と考えていると「アキトさん…」と声をかけてきた 「アキトさん… 別にアキトさんが知らなかったからとか ギルド長にお世話になったからとか あまり気にする事ないと思います 私ははっきり言って部外者の身 だから適当に聞こえると思えますし説得力なんざまったく無いと思うのですが そんなに気にやむ事ではないと思うのです」 真剣な眼差しで俺を見ながら「それに…」と話を続ける
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