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そう。蛇には似ているけれど、蛇ではなさそうなわけで
蛇が二足歩行なのはありえないわけで
ホラーになるわけで…
二足歩行だから、凄い勢いで蛇のようなものが突進しようとしてくるわけで‥
「くるなぁぁぁぁぁぁ
追いかけてくるなぁぁぁぁぁぁ」
と、今に至る。
「どうすればいいんだ！？
アテムはこの世界は魔法の世界だって言ってたけど、
俺、魔法使えないし、あんな二足歩行する蛇と戦える武器になりそうな物なんて持ってないし
あー、もうどうしよー
‥あーもんどーしよー
アーモンドしよー！
…。だめだ‥。
まったく良い案が思い浮かばないし、さらに誰もいないからボケてもスルーなんだよな…」
全力でただただ走り続けながら、手頃な武器が森に落ちてないかなと、見ていると段々と森が終わり、ひらけた空間に繋がっていることがわかった
走ってる間に蛇まがいの奴も諦めるかな？なんて思っていたがなかなかしぶといようで、未だに追いかけてくる
「‥おっ！町発見！
よし町に逃げ込もう！
きっと町には強い奴がいるから倒してくれるはずだ
…べ、別に町に逃げれば俺を追いかけないで他を追いかけてくれるーとかまったく思ってないんだからねっ
…うん。なんかごめんなさい」
1人でボケてるのがこんなに寂しいなんて‥
おらぁ、こんな経験はじめてだぁ。
‥‥。
あー‥早く町に行こう！
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