オーブンブブブン♪

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家まで来て自分が家の鍵を持っていない事に気がつき それでも試しにドアノブを回すと以外にもすんなりと開いた 「防犯対策とかそれこそギルド長なんだからしないと危険じゃないのか? ま、いっか …お邪魔しま~す」 適当に荷物を部屋に置く 特にすることも無く家の探索をしていると何処からか器具が擦れる音が聞こえてきた 「まじかよ…誰かいるのか?」 音のする方へとゆっくりと歩いて行く わけではなく音のする方向とは反対へと歩いて行き静かになるたけ離れた部屋へと入った 「まさかの誰かいるよな… 物取りかなんかか? でも俺に出来る事とかなさそうだよな… こんなとこで殺されるのも困るし だからといって何もしないわけにはいかないし… どうすりゃいいんだ」 部屋の中をグルグルと回りながらいい解決策を考えるが何も浮かんでこなく焦るばかりだった 「…兎に角、おっさんが帰ってきて何も知らずにそこに行くのはなんとしてでも阻止しないと… 伝えるっていっても、何で伝えれば…手紙!…到着するのが遅すぎる じゃあなんだ? …携帯! そうだよ携帯でメールすればいいのか」 一時凌ぎだがいい案だと思い使うことが無かったが常に持ち歩いていた携帯を開く 待ち受け画面は某アニメキャラの18禁画像だ 「うへっ、やっぱり可愛いな ちよたん、ちよたん、ちよたん、うへへへ 」 変に鼻の下を伸ばして画面を見つめるが自分がなんの為に携帯を開いたのかを思い出しメール画面に移動させる 「…俺って馬鹿だ… まずおっさんのメアド知らないわ メールなんて出来ないじゃん」 悲しく待ち受け画面へと 移る 「…ない…か、やっぱり」
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