オーブンブブブン♪

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‥まぁ、そんな凄いものは今まで食べたことはないけど。 兎に角カレー美味しくメイド長さんは親切で何に気をつければいいのかなんて検討もつかなかった でも確かにおっさんは「気を付けたほうがいい」と言った 何にかは言わなかったものの、真剣な表情だったのは確かだ まさか… おっさんより強いとか? それであのギルドの主権はメイド長さんが握っていて 下手に悪さでもすれば消される みたいな? それとも… 暗殺者、刺客とかか? そしたら不味いぞ‥‥! このカレーに実は毒が盛られていたのかもしれない‥! さっきから腹が痛いと思ってたけど まさかこれって… おいおい嘘だろ… 急に気持ちも悪くなってきたんだけど… 頭、ふらふらする これはかなり…やば…い… バタンッ 「…?…!アキト?アキト大丈夫か!? しっかりしろ!!」 アキトが急に倒れた為に、前で食べていたフィガロが慌てて駆け寄る 「…ぅ」 その隣で冷たい目をしながら倒れたアキトをみるメイド長 「何をしている! チファ早く水を! ‥‥‥早く!!」 「…」 「早くしろと言っているんだ!」 「…旦那様、申し訳ございません それは、私には…」 「…どうしてだ? 何かアキトが倒れたことと関係があるのか!?」 「はい…」 「急に倒れるなんて普通じゃない! それなのに何故助けようとしない! まさか…チファ、お前何かしたのか?」 「…いえ、そうでは…「じゃあ!」…違うのです旦那様、そしてアキト様 私は毒など盛っておりません」 「は?」 メイド長が発した言葉に頭が追い付いていけず聞き返すフィガロ その言葉を聞き、メイド長がフィガロに今までの流れを軽く説明する
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