タランチュラも…空を飛べる!!

2/23
前へ
/160ページ
次へ
アキトを抱えながら眉を吊り上げているおっさんを逆撫でするかのように あえてゆっくりと目を開けた 今までの話は全て目をつぶりながらも聞いていた為、おっさんがどれ程に心配したのかはわかっている 「五月蝿いね、まったく。 毒入ってるのかな? とか思っただけだし ってか本当に腹痛だったし 別にふざけて倒れたわけじゃないから」 むくりと起き上がりすごく嫌そうな顔をしながらフィガロに言うアキト フィガロの眉がつりあがったままなのが少しずつ下へと下がり溜め息をまた漏らす 「なんで毒が入ってるなんて思ったんだ」 「いやおっさんが"気を付けろ"っていうから ……そうか!! わかった!」 あのメイド長の隠されているお胸は脱ぐと以外にも超のつく巨乳とかで 普段は断崖絶壁で急勾配なのが 脱ぐと凄く豊潤なんだな!! だから誘惑されない様に気を付けろ って事か! ムフフフ 脱いだら凄い系か ムフフフフフフフフフ 「違いますから! 殴りますよ、色々な意味で」 「あれ…? 俺喋ってた感じ…?」 メイド長と目が合う そのままゆっくりと視線をずらしておっさんの方を見ると 頭を振っている 「じゃあ、なんでメイド長さん わかったんだ?」
/160ページ

最初のコメントを投稿しよう!

491人が本棚に入れています
本棚に追加