タランチュラも…空を飛べる!!

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「そうだ! チファ何を言っている! アキトとは友達ではない!」 「そうでしたか…私としたことが… 勘違いをしてしまい申し訳御座いません」 「いや構わないが 良い機会でもあるな きちんとチファにはアキトの事を紹介しようではないか 彼はタカダ アキト 歳は確か…16?だったはずだ そして今日測ってきたが魔力、属性はギルド員よりもはるかに多いな そしてだ! 友人ではないとさっき言った通り友人ではない! アキトにとって私はだな…命の恩人なんだ!」 「ちょっと待てぇぇぇぇい 確かにおっさんには助けてもらった そして感謝はしている だが、待て! それは嫌だ。というよりかは無理だ こんなのが命の恩人だと思うと… 凄く嫌な気分になる…」 「な、何故だ!? 私はアキトを助けて、そしてアキトも感謝しているならばそれは 命の恩人 になるだろう」 「嫌だね! 兎に角嫌だね! 俺は認めない!」 「…御二方は、仲がよろしいようですね」 『違う!』 メイド長さんは今の話でいったい何を聞いていたんだ 「ですが…とても御二方は楽しそうにしておられたので」 「…」 「…」 楽しそうに そう言われ互いが確かに会話をしていて楽しくなっていた事に気がつく けれども、なんとも言えず 無言のまま席に座り食事の再開とされた 「ん~ やっぱりこのカレーおいしい!」
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