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「ふふっ、それでは食べましょうか」
「はいっ!
それでは、いただきますっ!」
最初は卵焼きを食べてみる。
「‥‥!うっまい!
この卵焼きうまい!
運動した後だから塩分が欲しいって考えたのかな?少しだけ塩味を効かせていて、だからといって濃すぎるわけじゃなくて、絶妙なバランス!
卵本来の美味しさをしっかりと残しておきながら、塩を少し多めに入れることで、より卵の甘みを引き出す!
それに、後に残るのは出汁のいい旨味!出汁が初めから自己主張するんじゃなくて、最後に余韻を残していくように、優しく残っていくこの味!最高にうまいっ!」
「ふふふっアキトさん
本当に美味しそうに食べますね
更に的確なコメント、凄いですね
それに本当にチファさんって料理上手ですよね」
リアナさんも微笑みながら卵焼きを口に入れる
「んっ!本当に美味しいですね」
三段弁当はあっという間に空になり
2人とも食べ終わると地面に寝転がった
「美味しかったですね。アキトさん」
「そうですね、凄く美味しかったです」
「食べ終わったので、訓練‥!
と、言いたいところですが、ちょっと休憩をしてから始めましょうか」
「そうですね!僕もそれが良いです」
リアナがゴロンと向きを変え、アキトの方に向き直り向かい合う態勢になる
「では‥
あと1時間後くらいでいいですか?」
「大丈夫です」
太陽の光が暖かく、たまに吹く風は気持ちよく、吹いた風で揺れる葉の音は心地よく、
そのまま2人はうつらうつらとしながら1時間を過ご
した
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