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その話をし、入門の手続きをして数分も経たないうちに交代の門番がやって来た
その門番は腕ズーモで2位だったらしい
1位と2位は逆なのではないか?
と思われるほど2位の半袖から出る筋肉は輝き、溢れていた。
「お疲れ様」
「お疲れ様です!後のことはお任せください」
「よろしく頼むよ」
門番が、来た門番に声を掛け、親しそうに肩をポンポンと叩いた。
一方で、声を掛けられ肩を叩かれた門番は緊張と嬉しさを混ぜた表情を浮かべている
「じゃあ、交代も出来たことだし
町の案内から行こうか」
「お願いします」
門番は町の様々な建物を説明してくれ、地図など見ることなくスタスタと歩いて行く。
町の中は昔の西洋を再現したかのような建造物が多々あり
ある者は会話をし
ある者は商品を売り
とても賑やかだ
けれど門番を見るとほとんどの人が会釈をする姿が見られ、なかには果物をプレゼントしたり、親しげに話す人もいた
「あの‥質問があるんですが‥
門番さんは何者なんですか?」
「ああ、自己紹介がまだだったね
私は門番 兼 この村の村長の
ジクス・ハルソンだよ。ジクスって呼んでくれ
よろしくね
君の名前は?」
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