せいっ!

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部屋を軽く2人でまわり、説明を受けたあと 出ていくジクスさんに声をかけた 「ジクスさん 何から何まで本当にありがとうこざいます」 「全然構わないさ。ゆっくりとして行くといい」 「ありがとうございます それと、お金を借りてしまったので何か僕に出来ることはありませんか? 何でもやります」 「んー 特にな…あっ! 今日は家のお手伝いさんがお休みなんだ 恥ずかしいことに私は料理が出来なくてね… もし、君が出来るなら夕食をお願いしたいんだが‥ 出来るかい?」 「料理ですか?出来ますよ! 他には何かありませんか? 夕食を作るにはまだ少し時間があるので」 「そうだな…じゃあ、旅の話が聞きたいな」 「わかりました じゃあまずは僕の生まれた町からお話をしたいと思います」 2人で丸テーブルを囲み、俺は紅茶を淹れながら自分の元いた世界の話をした ジクスさんと見て回った建物や生活を見る限り、この世界は化学が発展していないようなのでぼかしたり 神の話は到底信じられないと思うので、ちょっと変えたりしながらだが‥
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