せいっ!

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「これなら一人前の料理人にすぐになれてしまうよ でも本当に凄いね!! 君は本当に魔法が使えないのかい? ほとんどの料理は魔法を使って作るものだから 魔法が使えない人達は簡単な物しか作れなかったり 私のようにまったく作れない人が大半なんだよ ‥それに 君が作ってくれたものは全て初めて食べる物ばかりだ とっても美味しいね 特にこれ! これは何という料理なのかい?」 と興奮気味に語りながら指さしたのは 俺の一番の得意料理 ラザニア だった 「ラザニアですよ」 「ラザニャかー とっても美味しいね」 なんだか少し違うがいいや 結局、全てを食べきることは出来ず ご近所さんと分けて食べて貰うことにして 無事余らずに済んだ 食事でお腹いっぱいになったジクスさんがソファに腰掛けながら 「明日、広場に行こう 休日だからいつもより沢山のお店が出ているんだ」 と洗い物をしている俺に誘ってくれて、 特にする事もない俺は二つ返事で行くこととなった その後、ベットに入ると疲れが一斉に襲い フカフカのベットに沈み混むとともに あっという間に意識を手放し夢の世界へと行ってしまった
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