鳩ポッポッー

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「違う! 凄く旨そうだから、その感動してさ」 ロッティとシュウは待ちきれなくなったようでテッラが話している途中で食べ始めてしまった 「「美味しい!」」 二人が声を揃えて言う 直ぐにテッラも食べ始め「美味しい」と言ってくれた やっぱり美味しいって言って貰えると嬉しいな ジクスさんにもテッラ達にも言って貰えてまた作りたいと思える 「もしこんなので良ければまた作って来るよ」 ジクスさんには昨日お願いし、了承は貰えた もしテッラ達がいいと言ってくれれば明日から弁当を作って行くのを 「 本当かっ!? 嬉しいな でも、負担にならないか?」 「そうですわね 朝早く起きなければならないこともそうですし それにお金がかかりますものね」 「そうだね~でもどのくらい払えばいいかな~?」 そうだよな 俺が早く起きるのは問題ないけれど ジクスさんにこれ以上負担をかけるわけにはいかないよな 学校に通うお金もかかっているのに 更に4人分のお昼となると相当だよな… 「考えてなかった… じゃあ、材料費だけ出して貰えると嬉しいな」 「わかった で、何ポントスくらいだ?」 食費は4人で約40000ポントスくらいか… 「1人につき10000ポントスくらいかな」 「「「10000ポントス!?」」」 「それは、どう考えても安すぎじゃないか?」 心配そうに聞くテッラ 「材料費だけだとそのくらい安いんだよ だから、10000ポントスで大丈夫」 驚くのも無理はないか 町には八百屋など何店舗と出ているがやはり 料理をしない人にはあまり知らないことなのだろう 結局、10000ポントスはあまりにも納得出来ない、もう少しとって欲しい ということになり15000ポントスを受け取ることになり決まった 3人とも今までより遥かに安くて尚且つ美味しい物が食べられると喜んでくれた
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