死神 かっこいいよね!

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「俺の口調なんて関係ないだろ。まぁ、こっちが本来の口調なんだよ。それで、俺はどうすれば戻れるんだ?」 「申し訳ないんだけど‥もう戻る事は出来ないんだよ」 「え‥?は‥?嘘‥だろ?」 「残念だけど、本当だよ。もう今までの世界には戻れない こちらのミス‥というか僕のミスだから‥ 君を元いた世界に戻す事は無理だけど、その代わりにもう1つの世界になら君を送ることが出来るんだ だからそっちに送ろうって思ってる それでもいいかな? あっ、勿論それなりのサービスをしておくから困ることは基本的に全く無いと思うよ どうかな?悪いようにはしないからさ」 「どうかなって言われてもな…正直まだ頭の整理も充分になんて出来てないしな‥。 因みに、もし嫌だって言った場合はどうなるんだ?」 「強制転移だよ」 「俺に拒否権は?」 「ないかな」 「‥ですよねー」 「ま、いろいろと今までといた世界とは違うから新鮮で楽しいと思うし、サービスをつけるから大抵のことはなんとかなると思うよ」 「そうか‥。 あと気になることがもう1つあるんだけど、聞いていいか?」 「もちろん。答えるよ」 「あのさ‥俺の家には母親もいたんだよね 母親は大丈夫なの?」
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