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お酒と煙草と五月蝿いおっさん達のいるギルドへと入っていく
入ってすぐ横に受付がありお姉さんが座っていた
「こちらギルド白羽です
魔物討伐、人探しなんでも承ります
今日はどういったご用件でしょう？
…げっ」
入ってきた俺達を見ることなくカウンターでせっせと何かをしながら挨拶文句を言うお姉さん
カウンターの中は死角となり何をしているのか見ることは出来ないが
途中で満足したような表情をして手を上に軽くあげ、爪の完成度を見ていた
お姉さんの爪は真っ赤に染まっていて爪の上部分は白で縁取られているようだった
ちょっと奇抜過ぎやしないか？
手を上にした事で
俺達が視界に少し写ったようで
指先から俺達へと視線がかわっていき
フィガロを見て心底嫌そうな表情へと変わった
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