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「いま帰った」
おっさんが受付のお姉さんに話しかける
「‥‥お疲れです」
お姉さんが心底嫌そうにしながらも返答した
「……で？」
「は？」
いや、もうお姉さん「は？」って言っちゃったよ！
もう嫌悪感丸出しにしてるよ！
しかしおっさんは構わずお姉さんに話しかける
「いやだからその、ね？
どうでしたかー？とかお怪我はありませんかー？とか
何かないの？」
「‥ﾒﾝﾄﾞｸｾｪｵｯｻﾝﾀﾞﾅ」
凄い小声で文句言ったよ！おっさん凄い嫌われてるじゃん！
こんなに嫌われてると段々なんか哀れに思えてくるよな‥
しかし、おっさんはお姉さんの嫌そうな雰囲気にも気づかないで話しかけ続ける
「え？え？なんて言ったの？
小さくてよく聞こえなかった」
「‥いや？なにも言ってませんよ
お疲れさまです
それでそこの子は？」
「結局言ってくはくれないのか…
まあ、いいんだが…
その子は依頼された村から連れてきた」
「そうですか」
「え？それだけ！？
いやもう少しこう…なんかないの？」
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