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「早速だが
ショーが魔力をコントロール出来、魔法を自在に使えるようになる為の特訓をしたいと思う」
フィガロがアキトの方を向いて言う
お姉さんは水晶の片付けを始めていた
「…っとその前にギルド登録しておけ
早いことに越したことはないからな」
「ああ そうするよ」
お姉さんに紙を貰い、記入方法を教えてもらって受付でギルド登録をする
意外にも簡単に終わった
あまり詳しく聞かないのがこのギルド方針らしい
ギルド員の中には訳有りが結構いるらしく
最低限の事を記入してもらうらしいのだが
明らかに偽名と思われる人もよくいるそうだ
「アキト・タカダさんですね
改めて ようこそギルド白羽へ
ここで新たな出会いがあることを祈ってます」
受付のお姉さんが記入し終えた紙を見て、歓迎の言葉を伝えてくれる
どうやら手続きはこれで完了らしい
「ありがとうございます
これからお世話にな「ちょっと待て!」…なんだよ」
折角冒険の始まりらしい雰囲気なのに、おっさんが間に入って雰囲気をぶち壊していく
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