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ザビーネ「エド!!」
エド「おっ、ザビーネも来てたのか!」
ザビーネ「エド!その子、いったいどうしたの?」
エド「隣町との抜け道に倒れてたんだ。生きてはいるけど、
滅茶苦茶疲れてるみたいでさ…今、もう完全に寝てる。
寝かせるんなら女の子の家のほうがいいだろうから、
こっちに連れてきたんだけど」
ザビーネ「ミル!悪いんだけど、寝床用意できる?
もし無理ならうちで寝かせるけど」
ミル「いえ、一旦私が引き受けます。その人が着ているのは、アルメリアの軍服…
そのまま外を歩かせると、いろいろ面倒が起こるかも」
ザビーネ「分かった。今から寝床の用意手伝うよ」
ミル「ありがとうございます!…それにしてもその方、
ずいぶんと長い間外にいらしたみたいですね」
エド「だろうけど…なんで分かるんだ?」
ミル「たまらなく匂ってるからですよ~!あぁ、介抱するのが楽しみですね♪」
ザビーネ「…引き受けた理由、ほんとはそれじゃないの?」
ミル「ばれちゃしょうがないですね、てへ♪」
何はともあれ、三人はこの疲れ果てた女将校を
色々な意味で自然にあふれた寝床へと案内した。
そしてその翌日…
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