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あれは何時からだったか・・・・
まるで誰も僕を相手にしなくなった
いや、むしろ誰もそこに居ないようにただただ『存在』という全てのものが消えていった
ついこの間までいた友人はもういない
絶交したわけではない、もちろん友達が死んだわけでもない
むしろ僕がある意味死んだ
社会的にというべきだろうか?
いつしか僕は携帯の電話帳に入っている人物の名前すら誰なのかわからなくなっていた
それは僕自身もそうだが、登録されている相手ですら忘れている
あれは何時からだったか・・・・
僕が誰にも見られない、いや干渉されない『透明人間(インビジブル)』になったのは・・・・
堂々と歩く大通りには狭い中急いで走っている学生たちが見える
誰一人として僕を見るものはいない、触れようとするものも
僕は『存在』というなにかを忘れ去ってしまったのかもしれない
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