始まり

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しかしいざ社会に出ると僕はなにもできない 考えて動くということが出来ず指示が来るまで待つしかないただのロボットだった ついこの間会社をくびになった理由は何となくわかる 僕の相手をするだけで手間になってしまう 和舞「はぁ・・・・散歩するか・・・・」 なんだか考えること自体が面倒になり、気分転換に散歩することにした しかし、時期的には今は冬の後半 外には雪が軽く降っているがまだ積もりはしない程度である 僕は散歩するため、着替える 特に今日はなにもすることがないので、パジャマでもいいのだが薄すぎるということと、余り外で着て歩きたくない パジャマの柄は紺色を背景にちょうどど真ん中に黒い星が書いてあるだけ とくに文字は入っていないが、この服は外で出歩くには地道すぎる と、普段の僕なら気にも止めないはずのファッションについてとても悩み倒した 和舞「よし、これだな!!」 赤をバックにフレイムバーニングと訳のわからない英語が書かれたTシャツとその上から黒をバックに白い線がところどころ入ったジャケットを着た ズボンは濃い青色のジーパンだ
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