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外に出た僕は特に行くあてもないので適当に歩道をあるく
道端には、近くの家が飼っているであろう犬や猫がいたり、朝だというのに世話しなく走るひとがいたり
なんともいつも通りの光景に少し落ち込む
和舞「あ・・・・・れ?・・・・」
いつも通りの道を通っていると不思議なことが起きた
いつも僕を嫌っているのか、その家の前を通ると必ず吠える犬が今日は吠えなかった
いやどちらかというと僕が通ったことに気づいていない
こう見ると意外と可愛い犬である
和舞「ちょっと触ってみようかな・・・・」
いつもは吠えられて触れる気配もなかったが今は隙だらけなので触れるのでは?と思い立った
ゆっくり・・・ゆっくり・・・と近づく様はまさに盗人みたいだ
少し恐怖を感じながらも手を伸ばし触ってみる
白い毛並みはとても柔らかく、暖かい
思いっきり抱き締めたい感じだ
と、余りにも強く撫ですぎたのか犬は目を覚ましこちらを見てきた
和舞「うわ!!やば!!」
吠えられて噛まれると思いとっさに腕を前に持ってきた
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