始まり

6/20
前へ
/20ページ
次へ
が、何も衝撃が走るわけでも爆音の吠えが来るわけでもない 僕はそこであることに気づいた 和舞「こいつ・・・・目が悪くなったのか?・・・・」 犬の目線は確かに僕の方を向いているが、見ているのは僕の膝辺り 僕は後ろを向いて何があるのか見てみた しかし、犬の目線は壁に向かっているだけで他に何もない まさかと思い触りまくるも現状は変わらず 飼い主にこのことを言うべきだと思いインターフォンを押す ほんの数秒後玄関が開いた 中から出てきた人はまだ40行かないぐらいの若い女性だ 女性「は~い」 和舞「あ、あのすみま「あら?誰もいないわね・・・・・」え?」 誰もいない?僕が門の真ん前に立っているのに? ふと、もう一度インターフォンを鳴らしてみる すると・・・・ 女性「あら?なんで勝手になってるのかしら?」 僕の存在を無視しているようにみえた
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加