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だけど、そんなに親しくもない女の子に
「そんな顔だったっけ?
整形したの?
とか冗談でも聞けない。」
僕がそんなことを思ってると
彼女がクスッと微笑み言った。
「私ね顔変えれるんだ。
好きな顔に…毎朝…
それに
その事を誰にも気づかれることは無いの。」
僕は彼女のいきなりの告白に
アワアワとした感じで
言葉が出てこなかったが、
咄嗟に回路が回った。
(何を言ってるんだ?
好きな顔に? 毎朝って…
しかも誰にも気付かれない?
いや、僕、気付いてるし。)
彼女はまた微笑んだ。
「だけど君は特別みたいだね!
それじゃあね。」
彼女は駆け足に去っていった。
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