第2章

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2人は訳もわからず、その場に一時立ち尽くしていた。しかし、カルブが後ろを振り向いて気がついた。 「あ…あの人が扉を閉めた意味がわかった…。」 「え?本当?」 と、グルナも後ろを振り向いて 「キャーーーーーー」 叫んだ。  そこには、まっすぐで広い道が続いており、無、火、水、氷、風、雷、氷、地、闇、光の10つのゾーンに分かれていた。その、1つ1つのゾーンにモンスターがいたのだ。 「ねぇ!カルブ!あれって何なの!?」 「え?しらねー。」 「あんたは怖くないの?」 「別に怖くはないな。」 と言って、最初のゾーン、無のゾーンに歩いて行った。カルブは剣に火属性の赤い炎を纏わせ戦っている。 (どうしよ…私も援護しなくちゃ。でも…) グルナは何をしていいのか分からずその場に立ち尽くすばかりだ。その時、 「グルナ!援護をお願い!なんでもいいから!」 「え…うん。」 グルナは戸惑いながらも、剣に闇属性の黒い炎を纏わせカルブが戦っているところに突っ込んでいった。  
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