第2章

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その後も順調にモンスターを倒していって、ついには最後の闇属性のゾーンまで来た。そこでモンスターと戦っていると、闇属性のモンスターが、カルブとグルナに攻撃した途端、突如何者かの声が響いた。 「我の子に手を出すやつは、我が許しはせんぞ!素直に降伏し、我が子に道を開けい!」 「「?」」 それは、この世界の言葉ではなく別の言葉で喋っていたので、二人は全く意味わからなったが、いきなりそこにいた闇属性のモンスターたちが一斉に道を開けた。 「「??」」 めったに見られない光景だし、あまりにも異様なので、二人はその場に立ち尽くしていた。しかし、何分たってもそうしているので、しぶしぶ通った。  ついに1番奥まで来た。そこには、東洋の方の剣、カタナというものや、とても大きく頑丈そうな盾など、たくさんの武器や装飾品が置いてあった。 (これって、誰かが置いてるのかな?) と、グルナが思っていると、その中に全属性の腕輪があった。2人がそれに近づくと、2人の属性、火と、闇の腕輪が光り輝いた。 「うわっ!」 「キャー」 すると、火の腕輪はカルブに、闇の腕輪はグルナにはまって、とれなくなってしまった。 「何これ!?取れないんだけど!」 2人はあたふたしている。 「そういえばさ、この中から何か持っていくんじゃなかったっけ?」 「あ!そうだ。じゃあさ、このカタナっていうものをとっていこうよ。」 「え?でもさ、この腕輪は?」 「それは、勝手にくっついてきただけだもん。べつにほしいわけじゃないし。」 「そうだね。」 2人は、腕輪を付けたまま、カタナを持って出口へ急いだ。
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