3人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうだな……
ほのかは何が食べたいのあるか?」
ほのかは「んー」とかわいらしく腕を組んで、少し考えてから、
「スパゲ……」
「今日はグラタンの気分かな」
ほのかがせっかく考えた答えは、第三者によって遮られた。
「裕也ひどい!!」
「春は何が食べたい?」
「流された!?」
この完璧にほのかをスルーして俺に話しかけてくるのは、武井 裕也(たけい ゆうや)。
ほのかの幼なじみだ。
この二人はとても仲がよく、高校は別々だったのによく連絡をとっていて、俺も文化祭などで何回か見たことがあった。
裕也と大学が同じになり、ほのかを通じているうちにしだいに仲良くなった。
大学や休みでも、よくこの三人で行動するようにもなった。
最初のコメントを投稿しよう!