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女の子はキョトンとしていた。その顔をみて俺は正気に戻った。
桜井(しっ…しまったぁー!?俺の秘密がばれたぁ!?)
俺は一人頭を抱えて、心の中で叫んでいた。
桜井(高校ではバレないように隠し続けていたのに!?)
桜井(こんな形でバレてしまうなんて…。)
桜井(終わった。何もかも。今まで怖がらせたぶん、仕返しされる。)
ひざを突きながら一人で落ち込んでいると、女の子が声をかけてきた。
??「あのぉー…女の子が苦手なんですか?」
桜井「!?」
この時俺は、数少ない知識を振り絞り言い訳をした。
桜井「ハッハッハッハッハッ!何をゆうてるのかねぇ!この俺が、女性が苦手だなんて。何を根拠に言っているんだ?」
??「さっき触れようとしたら、叫んでましたよねぇ?」
桜井(こいつ!?思った以上にデキる!?)
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