恋の始まりは突然に

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ーみく目線 恋は 突然にやって来る。 そして 恋をしたら 毎日が楽しくて世界が変わるの。 卓『みく、おはよ』 み『おはよ、卓弥くん。』 空宙くんと 別れて早いもので2週間が経った。 最初は 毎日毎日泣いてた。 だって ホントに 空宙くんの事が好きだったから。 だけど 空宙くんは 輝羅の事が好きで 輝羅も 空宙くんの事が好き。 色々あって 離れ離れになってしまった2人。 それでも お互い 好きあってる2人に あたしが入り込む余地なんてない。 だから あたしは 空宙くんとの別れを決めた。 好きだからこそ 幸せになってほしいから。 卓『あ、また、ぼーっとしてる。』 み『え?』 大きな スポーツバックを 肩にかけて隣を歩く卓弥くん。 空宙くんと 別れて最近では 彼と一緒にいる時間が多くなった。 こうやって 朝練がない日は 一緒に学校へも行く。 卓『また、階段とかで転けて怪我してもしらないからね。』 み『ゔ…』 下を俯けば 嫌でも昨日 貼られた膝の絆創膏が目に入る。 .
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