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「…あなたは…」
ユフィアが少年に話しかけようとすると、
「……」
少年がナイフを取り出して、ユフィアに向かって放った。
そのナイフは大きな〈風を纏って〉勢いよくユフィアに迫る。
「っ!!」
フィオーネを抱えたユフィアは、ナイフをかわして地面に転がる。
「ミュウ!」
「危ないから隠れていてっ!!」
そう言ってユフィアはフィオーネを放す。
「ミュウ!」
ユフィアは少年と対峙する。
「さっきの風……あなた、風のエクリプショナーね!」
「……」
「なぜ、士官学校を襲撃したの!?」
「…お前には関係ないことだ…」
少年は再びナイフ取り出して、
「邪魔をするなら…殺す!!」
ユフィアに向けて放った。
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