0人が本棚に入れています
本棚に追加
「さぁ、話してもらいましょうか。」
ユフィアは杖を少年に向けたまま話す。
「くっ!……
……この士官学校を襲撃することが、シナリオのはじまりだからだ。」
「シナリオ…?それは一体どういう…」
ユフィアが少年に質問しようとしたその時、
「ミュー」
草むらからフィオーネが顔を出した。
ユフィアはおもわずフィオーネの方を振り返る。
少年はその瞬間を見逃さなかった。懐からナイフを取り出し、ユフィアに向かって放つ。
「はっ!!」
ユフィアが慌てて少年の方へ振り返るも、
ナイフはユフィアのすぐそばまで迫っていたー
最初のコメントを投稿しよう!