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「くっ!!」
少年は腕をおさえる。
「これ以上抵抗するのは、賢明な判断とは思えないが、どうする少年。」
男は少年に向かってそう話す。
男のそばにいる、ガイと呼ばれた男は少年に銃を向けたまま、
「俺の雷弾-サンダー・ショット-は刺激が強いよ?」
少年は2人を睨みつけながら、
「…今日のところは引いてやる!!だけど覚えておけ!俺たちが描くシナリオは、
まだ始まったばかりだということをな!!」
そう言って少年は自分を風で包み、姿を消した。
「ミュー」
「あ、フィオーネ!」
ユフィアはフィオーネを抱きしめる。
「大丈夫だった?」
「ミュウ!」
フィオーネは、大丈夫だ!とでもいうように返事をする。
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