第一章

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場を静寂が満たす。 「…なんのエクリプションも使ってこなかったから、てっきり普通科の人かと…」 ヘレナはすべてを悟った。 「(…相手がエクリプションを使う前に倒しちゃったんだ…)…そんなユフィアも大好きよ!」 ーギューッ 「ヘレナ、首!首締まってる!」 「あぁ、ごめんごめん!」 ーキーンコーンカーンコーン 「「……えっ?」」 廊下には、二人以外に人影はない。 ヘレナはハッとした顔をして、 「あぁ!次は移動授業だった!遅れたら、あのおじいちゃん先生に何て言われるやら… ユフィア、また後でね!」 ユフィアはヘレナに手をふりながら、 「バイバイ!」
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