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ん?なんで俺が寝てるんだ?
と考えたが口に出していないため独り言にはなっていない。
現在の状況は部屋の中に浮いており、自分の下には自分が寝ている。
思うように空中を動けたため部屋のものに触れようとしたが手が通り抜けてしまったため触れることができなかった。
「これはまさか幽体離脱か...」
ついに独り言はしゃべってしまったが今の俺には関係無かった。
「こんな経験もうできないかもしれないし、楽しむしかないか」
幸いにも今の自分の状態は上下スウェット。寝た時の格好と同じ。
羞恥心を感じる要因も無かったためそのまま部屋の壁を通り抜け同期の友達や後輩の家に遊びに行こうと思い文字通り外へ飛び出した。
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