24人が本棚に入れています
本棚に追加
声のする方をみた。
「おいおい…お前までなに言ってんだよ。ルリ。」
そこには長めの黒髪を後でくくったポニーテルの少女がニコニコと笑いながら立っていた。
「暇潰しにやってみてもいいんじゃない?私たちって学校以外なにもしてないしね。」
「いやいや…お前らな…こんなうさん―――」
今度はレンに話を遮られた。
「まぁさっとりあえず今日はセナん家行こうぜ?どうせ暇だし。」
「どうしてそうなる…」
という俺の反論も虚しく、満場一致で俺の家に向かうことになった。
「めんどくせーな…。」
帰路についている間俺は愚直ぎみたことをひたすら呟いた。
最初のコメントを投稿しよう!