~プロローグ~

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扉を開くと、辺りが拓けた大きな場所につく。 正面数百メートルの場所にはまた扉があった。 コ「……行くか!」 コールはその扉に向かって歩いていく。 そして、残り数メートルと言う所で、自分の辺りに影がかかるのがわかった。 コ「!?」 急いで転がるようにその場を離れる。 それと同時に地面を砕くように着地した大きな身体の化物が現れた。 コ「デ、デーモン……!?不味い!」 コールは自分の持ち物を確認するが、あったのは昔あった折れた直剣……の柄。 これじゃ戦えない! デーモンはそんなコールにお構いなしと言うように手に持っていた大きな大槌を振り回してくる。 コールは、ただ逃げるだけしか出来なかった。
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